オリンピックの応援企画としてガンダムプラモデルを宇宙空間に打ち出し、地球をバックに応援メッセージ撮影や配信を行うようです。
ロマンあふれる企画で胸が熱くなりますが、宇宙空間に出るガンダムの素材や打ち上げにかかる費用について気になりませんか?
今回の記事は、
- ガンダム衛生の素材や費用について
- ガンダム衛生の宇宙から回収の見込みや超小型衛星やガンプラの大きさについて
という内容になっています。
ガンダム衛星のプラモデルの素材や打ち上げの費用について
ロマンあふれる企画のガンダムの打ち上げ計画ですが宇宙空間という過酷な環境に耐えれるガンプラはどういった素材でできているのでしょうか?
急激な温度変化や真空環境、放射能や紫外線など地上とは比較にならないほどの負荷がかかります。
では、そんな環境でも耐えられる素材とはどんなものなのでしょうか?
その答えは、ハイテンプという素材です。
以下はハイテンプの特性になります↓
ハイテンプ(High Temp)は289℃という脅威的な高温耐熱性を持ち、その特性を活かして一般的な樹脂では作ることが出来ない、プロトタイプの造形が可能です。
金型のプロトタイピングや耐熱固定具、高温の空気や液体が流れる管、環境試験など、その用途は様々です。
可撓性( 物質の弾性変形のしやすさ)はほとんどないので、打ち上げのときの衝撃に耐えられるかが重要になるのではないでしょうか?
また、打ち上げにかかる費用についてですが、明確には提示されていませんでした。
しかし、過去のJAXAの超小型衛星を取り付けたロケット「たすき」を5億円で発射しました。
今回のガンダム衛星もベースは「たすき」と同じなので、値段も同じくらいだと予測します。
今回の打ち上げは、関係者によるとバンダイなど複数の国内企業が費用を分担するということです。
ガンプラ開発のバンダイ、衛星開発の東大、打ち上げ担当のJAXAは無償で協力して今回のプロジェクトに挑みます。
無事、地球をバックに立つガンダムの雄姿が見られるといいですね!
ガンダム衛星の宇宙から回収の見込みや超小型衛星やガンプラの大きさについて
ガンダム衛星を打ち上げ、オリンピックやパラリンピックの応援をしたあと、宇宙にあるガンダム達は回収されるのでしょうか?
残念ながら回収の目途は発表されておらず、スペースデブリ(宇宙のごみ)を増やしてしまうのではないかと懸念する声もあります。
実際、回収するのは面倒で費用も掛かる上に回収の価値がほぼないので、スペースデブリになるか、地球の引力で大気圏に突入して燃えてしまうかになると思います。
また超小型衛星の大きさですが、10cm×10cm×30cmと本当に小型です。
格納されるガンダムの高さも10cmとなっています。
ガンダムでかなりの空間を使用してしまうようですね。
それでも超遠隔操作でメッセージを映したり、撮影したりする機能も積む予定なので、日本の技術力の凄さを改めて認識してしまいます。
まとめ
今回の記事をまとめると、
- ガンダム衛星の素材はハイテンプ
- ガンダム衛星の費用は5億円と予想
- ガンダム衛星は地球に帰還しない
という内容になります。
企画に夢があり面白いと思います。
無事に宇宙に飛び立ち、オリンピック応援できるといいですね!
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