ハリウッド映画版ゴジラの最新作「ゴジラキングオブモンスターズ」をご覧になったでしょうか?
大迫力の怪獣プロレスを思う存分楽しめるKoM。映画の評価も高いですが、作中で出てきた「オキシジェンデストロイヤー」に疑問を感じた方もいると思います。
今回の記事は、
- ゴジラキングオブモンスターズのオキシジェンデストロイヤーについて
- オキシジェンデストロイヤーの原作との威力や効力の比較について
- オキシジェンデストロイヤーのTwitterの反応について
という内容になっています。
ゴジラキングオブモンスターズのオキシジェンデストロイヤーについて
作中では一切作られているような描写はなく、戦闘中にいきなり放たれたのでゴジラファンでなければこの兵器に疑問を持つ人もいるかと思います。
ここからほぼネタバレになります。ネタバレ注意!
ゴジラキングオブモンスターズのオキシジェンデストロイヤーはゴジラとキングギドラと2度目の戦闘中にミサイルとして登場しました。
ゴジラとキングギドラの1度目の戦闘は南極で行われ、二度目の戦闘は海上で行われましたね。
戦闘はゴジラの優勢でキングギドラの首の一つを食いちぎり、もう少しで勝利かと思われましたが、秘密結社モナークの開発した新兵器「オキシジェンデストロイヤー」によってゴジラのみ瀕死の重傷を負わされることとなりました。
今回の作品では普通のミサイルと同様の形をしており、効果は3.6キロメートル以内の生物を完全に死滅させるはずでした。
ゴジラには殺すまでの効果はありませんでしたが、その威力は絶大で年々の眠りにつかなければならないほどの効果がありました。(作中では核爆弾のエネルギーを得て復活しますが。)
しかし、宇宙から飛来したと思われるキングギドラには地球の常識は通用せず、効果はありませんでした。
オキシジェンデストロイヤーの初代との威力や効力の比較について
オキシジェンデストロイヤーといえば、ゴジラ作品の中でも唯一ゴジラを完全に殺した兵器の名前です。
初代オキシジェンデストロイヤーの効果は以下になります↓
天才科学者・芹沢大助によって開発された科学物質であり、またそれを散布する装置を指す。
別名「水中酸素破壊剤」。その名の通り、水中で使用すると周囲の酸素を徹底的に破壊する作用を持つ。この結果、一定範囲内の水中の生物は酸素を取り込むことができなくなるどころか、細胞中の酸素さえも破壊されて肉体が崩壊する。(ただし、酸素がない環境でも生存可能な宇宙怪獣などには効果はない)
そして影響を受けた範囲の海中の生態系は完全に破壊され死の海と化す。この影響は長期間にわたって残る。
初代作中での描写は開発者の芹沢博士が自身の命を懸けてゴジラに使用し、その効果はゴジラのはいろか骨まで溶かし、完全な死をもたらしました。
そして、KoMのオキシジェンデストロイヤーですが、半径3.6キロメートルの生物を死滅させる兵器の名前として登場しました。
ミサイルに搭載され起爆すると核爆発のような広範囲に影響を及ぼす爆発を起こし、影響を受けた生物はすべて死に至るはずでした。
初代とは違い、死体は残り海面に浮かぶような描写があり、ゴジラを完全に殺すこともできませんでした。
初代のオマージュとしての登場だったのか、まったく別の兵器のようですね。
オキシジェンデストロイヤーのTwitterの反応や批判について
緊急事態だったとはいえ、その使用方法に色々な意見もあります。
芹沢博士が命がけでオキシジェンデストロイヤーを封印したのに、KoMでは別の兵器とは言え、いとも簡単に使用されているのでそのことを不満に思う声もあるようです。
賛否両論ありますが私はゴジラ愛に溢れた故にその名前が使われたのかと思うので全然ありだと思いすが。
まとめ
今回の記事をまとめると、
- ゴジラKoMのオキシジェンデストロイヤーは原作と違い、広範囲に影響があるミサイル状の兵器
- ゴジラ初代ほどの威力はなく、名前は同じだが別物
- 作中のオキシジェンデストロイヤーの利用に対する批判も多い
という内容になります。
ゴジラシリーズのなかでもかなり楽しめるKoM。
次回作にも期待大ですね!
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