綾野剛、杉咲花、佐藤浩市が共演する「楽園」の本予告がYouTubeで解禁されました。
殺人容疑をかけられた青年・中村豪士を綾野さん、心に深い傷を負った少女・湯川紡を杉咲さん、自身が暮らす集落で孤立を深めていく田中善次郎を佐藤さんが演じています。
予告では、上白石萌音が歌う主題歌「一縷(いちる)」が流れていますが、どういった意味や歌詞があるのでしょうか?
今回の記事は、
- 映画「楽園」の主題歌の一縷の歌詞と意味や解釈
についてまとめています。
映画「楽園」の主題歌の一縷の歌詞と意味や解釈について
映画「楽園」の主題歌の一縷ですが、予告動画でその一部を聞くことが出来ます。
今は予告動画でしか一縷を聞くことが出来ないのでこちらの動画から歌詞や意味を聞き取りながら考察しました。
上白石萌香×RADWIMPSの「一縷」の歌詞は?
以下が予告で流れた「一縷」の歌詞になります。
運命は どこからともなく
やってきてこの頬掠める
触れられたら最後抗うことさえできないとしながら
(サビは以下から)
わたしの夢がどっかで迷子になっても
「こっちだよ。」って分かるくらいの二人になるよ
土の果てた荒野で人は何を見るだろう
誰よりもここだよと一番輝…
最後は「輝くよ」か「輝くんだよ」等につながっていくと感じました。
悲しい運命に囚われていても一縷(ごくわずか、糸のようにか細い、一筋)の望みを見出すことが出来るというような歌詞になっているかと思います。
上白石萌香×RADWIMPSの「一縷」の意味や解釈は?
運命は どこからともなく
やってきてこの頬掠める
触れられたら最後抗うことさえできないとしながら
「運命」という言葉に「抗えない悲劇」「理不尽」という意味を感じますね。
そしてそれらはどこからともなくやってきて、空気のように触ることが出来ず、また抗うことができないものです。
わたしの夢がどっかで迷子になっても
「こっちだよ。」って分かるくらいの二人になるよ
土の果てた荒野で人は何を見るだろう
誰よりもここだよと一番輝…
自分自身の夢や希望が分からなくなってしまったとしても、正しく導いてくれると信じれるくらい深く分かりあえた二人になると”わたし”は思っています。
土の果てた荒野とは、努力の実らない環境のことで、そんななかでも希望を絶やさず誰よりも輝いてくれると信じている、といったよな意味に感じました。
また、作者の野田洋次郎と歌手の上白石萌香さんの歌に対する思いが語られている文がありましたのでご紹介します↓
歌手 上白石萌音のコメント
初めてこの楽曲をいただいた時、部屋にこもって正座して聴いたのですが、気づいたら泣いていました。
まさに、小さい光が差したような気がしたんです。洋次郎さんが、映画を観終わった人の小さな“救い”や“光”になればという気持ちが、もう最初に私の“光”になっていて「なんという名曲を歌うことになってしまったんだろう」と思ったのを覚えていますし、洋次郎さんに曲を書いていただくことが、私の夢のひとつだったので、今回それが叶ってとても幸せです。
「初めて歌うように、この曲を歌って欲しい」とアドバイスをいただいて、洋次郎さんの前で一度全部捨てて、まっさらな気持ちでレコーディングに臨みました。
映画をご覧になる方にとっても、日常に寄り添う曲という意味でも、大切にしていただける曲になったら嬉しいです。
作者 野田洋次郎のコメント
楽曲提供のお話しをいただいて、映画の脚本を読ませてもらい、映画も観させていただきました。
悲しみの中にいたり、もがき苦しんで生きている人たちがたくさん出てくる映画で、その一人一人が必死に、一生懸命生きている。
その先に“救い”や“光”があって欲しい、その人たちがどうか幸せであって欲しいという想いが、まず一番にありました。
萌音さんには、今回初めて楽曲を書かせていただきましたが、声優もされていて、もちろん女優としての表現力もあるからこそ、自分の声を知り尽くしていて緻密さ、大胆さも、縦横無尽に表現できる。僕も学ぶことが多いレコーディングでした。
「楽園」という映画によって、萌音さんとまたこうして引き合わせてもらえたことがうれしいし、この曲が制作できたことが幸せです。僕にとっても大事な曲になると、この手応えを感じながら制作していました。聴いてくれる方々の人生と、一緒に育っていってくれたらうれしいです。
まとめ
今回の記事をまとめると、
- 一縷の歌詞は苦難や悲しみの中でも希望があるといった内容
- 上白石萌香や野田洋次郎は“救い”や“光”があって欲しいという願いを込めている
という内容になります。
コメント
萌香じゃなくて、萌音です。
ご指摘いただき、ありがとうございます。
直ちに編集の方させていただきます。
またのご利用をお待ちしております。