『名探偵コナン天空の難破船』は2010年4月17日に公開された日本のアニメ映画で、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第14作目にあたり、興行収入は32億円、第34回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞作品しました。
中でも『天空の難破船』に出てくる「赤いシャムネコ」という犯罪グループの設定がよくわからないという声が多くあったので、今回の記事は、
- 天空の難破船の「赤いシャムネコ」が偽物か
- 本編に登場した「赤いシャムネコ」はウイルスを使用しようしなかった理由
についてまとめています。
天空の難破船の「赤いシャムネコ」は偽物?!名前を騙る理由は?
名探偵コナン天空の難破船に「赤いシャムネコ」という犯罪組織が登場しますが、実は名前を借りただけの傭兵集団であることが語られています。
ではなぜ名前を騙り登場したのでしょうか?
解説の前に、まずおさらいとしてあらすじから見ていきましょう↓
天空の難破船のあらすじ
国立東京微生物研究所から赤いシャム猫を名乗る一味に殺人バクテリアが盗まれ、爆破された。
犯人一味はテロを予告する。次郎吉はキッドに挑戦状を叩きつけ、飛行船ベル・ツリーⅠ号を飛ばす。
飛行船内で殺人バクテリアが撒かれ、感染者が出た。犯行声明が流れたので近畿圏は西へ逃げようとする人でパニックに。
犯人たちの目当ては奈良の仏像。コナンが犯人を捕らえた。
天空の難破船の「赤いシャム猫」は傭兵集団の偽物?名前を騙る理由は?
天空の難破船に登場する「赤いシャムネコ」は真犯人の指示により傭兵経験のある人物が集められた「赤いシャムネコ」を自称するただの傭兵集団でした。
ではなぜ傭兵集団は「赤いシャムネコ」を騙ったのでしょうか?
その理由はテログループの名を騙ることで「ウイルスを用いたテロ」に信憑性を持たせ、素性を隠すためです。
実際にウイルスを培養している研究所を襲撃しても「ウイルス」を持ち去ることなく、爆破してウイルスを持ち去ったように見せかけました。
では、なぜウイルスを用いたテロを行わなかったのでしょうか?
「赤いシャムネコ」はウイルスを使用しようしなかった理由
天空の難破船のテロ組織を自称した傭兵集団ですが、なぜウイルスを使用したり盗んだりしなかったのでしょうか?
作中では「漆」のかぶれを利用してまでウイルスに見せかけていますが、襲撃した研究所のウイルスを使用しない理由はどういったものがあるのでしょうか?
その答えは作中で語られていませんが、私は「ウイルスを扱えなかったから」ではないかと考えています。
計画を立てる時、きちんと成功を望むなら制御できない手に余るもの、予測できないものは極力使用したくありませんよね。
もし制御不能の状態になり、傭兵集団もろとも全滅というのは傭兵集団も望んでいなかったのでしょうね。(傭兵集団の目的は大仏と宝石)
まとめ
今回の記事をまとめると、
- 天空の難破船の「赤いシャム猫」は傭兵集団が語った偽物
- ウイルスを使用しなかったのは取り扱えなかったからと予想
という内容になります。
コメント